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反復開発のコツ
「一気に作らない」哲学。小さく作って小さく確認するサイクルを身につける。
このステップで学ぶこと
- 反復開発のサイクルを理解する
- 適切なコミットの粒度を判断できる
- AIとの対話リズムを掴む
- 手戻りを最小化する進め方を学ぶ
「一気に作らない」哲学
バイブコーディングの最大の失敗パターンは、AIに「全部作って」と丸投げすることです。
大きな変更を一度に依頼すると:
- どこで問題が起きたか特定できない
- ロールバックが困難になる
- AIが部分的に正しいコードを生成して全体が壊れる
理想的な開発サイクル
計画(5分)
↓
最小の変更を実装(10〜15分)
↓
ビルド確認
↓
動作確認
↓
コミット
↓
次の変更へ
このサイクルを繰り返すことで、常に「動く状態」を保ちながら機能を積み上げられます。
コミットの粒度
バイブコーディングでは小さなコミットが重要です。
| 粒度 | 例 |
|---|---|
| ✅ 適切 | feat: ヘッダーコンポーネントを追加 |
| ✅ 適切 | fix: モバイルでナビが崩れる問題を修正 |
| ❌ 大きすぎ | feat: サイト全体を実装 |
AIに「各ステップが完了したらコミットしてください」と指示すると、自動的に細かいコミットが作られます。
AIとの対話リズム
効果的な対話のリズム:
- 指示する — 1つの機能・修正を依頼
- 確認する — ビルドが通るか、動作するか
- フィードバックする — 「OKです、次は〇〇をお願いします」 or 「〇〇が期待と違います」
- 繰り返す
AIへの明確なフィードバックが重要です:
- ✅ 「ナビゲーションのホバー色が期待通りです」
- ✅ 「モバイルでボタンが重なっています。スクリーンショットを確認してください」
- ❌ 「なんか違う」
実践的なチェックリスト
各コミット前に確認:
-
pnpm buildが通る(ビルドエラーなし) - TypeScript のエラーが 0
- 変更した機能が意図通り動く
- 既存機能が壊れていない
「詰まったとき」の対処法
AIが同じ間違いを繰り返す場合:
- 会話をリセットして新しいコンテキストで依頼する
- 問題を小さく分解して一つずつ確認する
- 「〇〇は正しいですか?」と確認を求める